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大企業は働き方を多様化させないと優秀な社員の勤続は難しい

表題の通りだが、多くの社員を抱えるある程度の大きさの企業は
働き方を多様化させないと雇用の確保ができなくなると思う。

実際に私が勤務していて感じていることなんだけどね。
1,000人規模を超えてくる会社だと、それこそいろんな職種があると思う。
ライフスタイルに合わせて、会社の都合に合わせて、
誰に何をさせるか調整はしやすいだろう。

私の会社は400人規模くらい。
社員構成は正社員、派遣社員に分かれており、正社員の仕事は9割が営業。
今、困っているのが、時短で余裕がないのに、フルタイム社員と同じ
業務内容しかないってこと。
時短社員は給与も8割に減り、残業もできないので
フルタイムの人に比べると勤務時間は約6割。
でも、与えられる業務量は6割じゃない。フルで与えられる。
本当に終わるわけがないし、こなせるわけがない。
タイムマネジメントでどうなるっていうレベルでもない。
(秀でて優秀な人ならできるかもしれないけど、凡人はそれなりに時間かかる)

その中で選べる選択肢が営業のフル業務しかないってこと。

もう、DEAD OR ALIVEですよ。
0か100か。
そういう仕事の選択肢しかないわけ。

例えば、知り合いのアパレルの会社なんかは、
社員は通常店長、副店長といった役職に就くけど、
時短社員は役職免除されたり、

今まで社員で働いてきたけど、身体壊しそうだからとか希望だすと
社員からパートになって、責任が重くない立場に
変えてもらえたりするんだって。
でも仕事内容はお店での接客だから日常業務やキャリアはそこまで変わらない。

私の会社は、鬱とかで営業業務ができなくなると一時的に
総務とか派遣社員がやってる部署に回ったりするんだけど、
それはかなりイレギュラーなんです。
もう死んでいるのと同じ。社内でも「あの人はちょっと…」といった立場に
なってしまう。悲しいけど。

もっと、ライフスタイルに合わせていろんな勤務体制が選べるようになればいいのに。
ライフスタイルっていうのは、子育てだけじゃない。
妊活もだし、旦那を支えたいっていうのもそうだし、介護もあるし、
自分の心との兼ね合いだってある。

今は仕事をフルスロットルで走りたい! って時と
今は仕事をセーブさせてほしい!  って時が人生ではあるでしょう。

それを選べる選択肢があるといいんだよね。
うちの会社は子育て社員はフルタイムか時短か選べるけど、
時間に合わせて業務量調節してくれないから

1日あたり、残業含め9時間でで100こなすか、6時間で100こなすか、どっちか選んでいいよって
それだけの選択肢なんです。

本当の意味での、子育て社員向けの制度には到底なっていないよね。と感じます。