子育て関連

「いつも笑顔の母親」じゃないほうがいい理由。

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どうも!虹野あめ子です。

 

「いつも笑顔で、いい母親」というキャッチフレーズはあまり好きではありません。

母親に完璧さを求める、理想を押し付けた言葉のように感じるからです。

私が「自分には絶対にできない」と感じているからでしょうか…汗

にしても、目指そうともしないのには理由があります。

 

「いつも笑顔の母親」じゃないほうがいい理由。

それは…

 

 

 

 

「母親という大人も、所詮一人の人間である」ということを子供に理解させるためです。

細かく書いていきましょう。

 

 

 

 

 

◆子供にとって母親は自分の分身みたいなもの

多くの母子は生まれた瞬間から一緒にすごし、幼児期から学童期までかなり長い時間を母親と過ごします。

赤ちゃんの頃は「おなかがすいたかな?」「寒いかな?」「こういうことをしたいのかな?」と、母親はまだ言葉で意思表示ができない赤ちゃんの様子を必死で見ます。

結果、子供の一番の理解者となるのです。

2歳~3歳で「魔の2歳児」「いやいや期」というものが一般的に知られています。

これは、生まれてからずっと面倒を見てきてくれた母親に対し「自分のしたいことを理解してくれない!」「なんでお母さんは私がやりたいことが分からないわけ!?」と、母親と自分の違いを肌で実感するためです。

乳児期の赤ちゃんにとって、母親は自分のことをなんでも分かっている、分身のような存在でした。

幼児に成長するにつれ、「お母さんは私の考えがなんでも分かるんじゃないんだ」ということが深層意識で理解することになるのです。

 

 

 

◆お母さんがいつも笑顔で、怒らないことの弊害

「子供に対して不機嫌にしちゃいけない」

「子供の前では動揺したり、泣いたりしてはいけない」

「子供につらく当たってはいけない」

上記は間違っていないと思います。母親として、どっしりと構え、子供を不安にさせないことは大事です。

ただ、絶対ではありません。

なぜなら母親だって一人の人間だから。

これは、小学校に入学するころから徐々に子供は理解していくべきです。

人間ができすぎた大人に囲まれて育ったまれに子供は「大人のくせに、こんなこともできないのか」「母親のくせに、子供を不安にさせるのか」など、大人に対する要求が高くなってしまいます。

そして自分が大人になって、おじいさんになって初めて「大人たちも完ぺきではなかった。一人の人間だった」と遅すぎる気づきを得るのです。

 

母親だって、ノリノリの日もあれば、落ち込む日もある。

機嫌が悪い日もある。具合が悪い日もある。サボりたくなる日もある。若い男にときめきたくなる時もある。(念のため自粛)

それを理解しておくことは、決してマイナスではありません。

母親が人間だということを理解することで、思いやりが芽生えることもあります。

「今日のご飯は手抜きだな。お母さんどうしたのかな」

そういうことに気づける子供は大人になっても人とうまくコミュニケーションが取れます。

お母さんがいつも安定していてにこにこしていて、正論しかはかない人だったら、子供にとってお母さんは空気のような存在になります。

人間として、そんなことはありえないのです。いつも笑顔で、感情に揺さぶられず、正しいことだけをしている。それは、出家した人です。解脱した人です。

いつもニコニコして、感情が安定している母親は、人間らしさとしては安定していないのです。

 

 

 

◆社会人になってから大人も子供とそう変わらないことを理解するのでは遅すぎる

「大人社会だって、根っこは子供とおんなじ」

いじめだって仲間はずれだってあるし、機嫌が悪いと無視してくる先輩だっている。気分で指示が変わる社長もいるし、自分も落ち込んで仕事が手につかないこともある。

 

「大人って何でもできるし、感情に振り回されない」と、思い込んで成長してしまうと、社会に出てからのギャップに戸惑い、苦労します。もちろん大人として、社会人として、という行動や教養を身に着けることは大切ですが、そうでない大人もたくさんいます。しかし、自分が常に大人としての行動をとり続けられるかと聞かれると…。

 

◆他人に顔色があるということを知る

 

常に大人の顔色を伺えとは言いませんが。

「今機嫌悪いのかな。話しかけないほうがいいかな」

こういう考えができる人はコミュニケーションができる人です。

子供がまず学ぶのは、親、そして兄妹、友達です。

兄妹、友達は子供ですから、怒っていたり、機嫌が良かったり、感情が出やすいのは当然です。同じように感情が大人にもあることを理解すべき。

大人の顔色を見て、いたずらをさじ加減したり、すぐに謝ることができたりという判断能力は非常に大切です。

これが親兄妹、友達からも学び取れないと、度を過ぎたいじめをしたりします。相手の気持ちや痛みが分からず、悪ふざけが過ぎてしまうのです。

 

 

というのが、「いつも笑顔の母親像」を否定する私の持論でございます。

 

もちろん、一緒に過ごす相手は笑顔だと楽しい。

正しいことをしている人だと一緒にいて気持ちがいい。

不機嫌や失敗を相手に押し付けるのは、たとえ子供が相手でも失礼だと思います。

だから!笑顔じゃない日があったっていいのです。

頑張れない日があったっていいのです。

人間だもの。子供に言いましょう「お母さん、昨日怒っていてごめんね。こういうことがあって、おさまらなかったの。気を付けるね」

 

大人の友達同士でも、同じことしますよね。

「昨日、少し言葉がきつくてごめん。感情的になっちゃって。気を付けるね」

 

そういうコミュニケーションの仕方を子供達に見せていけたらいいなと思う虹野あめ子でした。

 

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