「学童で、○○君がバカにしてくるのが嫌なんだよね」
小1の息子が初めて漏らした学童のネガティブな話でした。
もくじ
バカにされる要素満載の、人生ハードモードな息子
息子はもともと早生まれなうえに、やや発達も遅い子です。
保育園時代から「できない」「バカにされる」というような、劣等感を感じる経験を多くしていたようです。
話はそれますが、保育園児って、4月~9月生まれが多くないですか?
私の地域のワーママは計画的に妊娠しているのを感じました…!すごい。
というわけで、保育園時代も息子だけ3月生まれ、同じクラスの子供は全員4月~11月生まれ。
一回り大きい子供たちと渡り合う、というハードモードで頑張っていました。(学年制、早くなくなればいいのに)
みんなができる鉄棒種目ができなかったり、鬼ごっこでいつも鬼になってしまったり。
悔しい経験も、保育園時代からたくさんしているようでした。
「学童でバカにされるんだよね」に対する回答に迷った。
息子のつぶやきを聞いて、回答に一瞬迷った私。
以下、私の心の中(0.2秒)
なにこれ、親の器が試されるモード。
いじめではなさそうだね。
本人もそこま深刻な感じでもなさそうね。
でも、親としてどんな言葉をかけてあげるべきなんだろう?
アドバイスはやめよう。
かわいそうがるのも違うな。
よし、ここは、私の素直な感想だ!
バカにする子がいるのか!?
こんなに素晴らしい、私の大事な息子を!!怒!!
許せないな、それは!!
どこのどいつだ!明日お迎えの時に顔を見ておこう!!
大人からはなにも言わないから安心せよ!
息子は何も言わず、うれしそうににやにやしていました。
介入はしないけど、愛情は伝える
親が友達付き合いに対してしゃしゃり出てどうにかするのは違うと思う。
子供に「○○したら?」ってアドバイスするのも違うな、と感じました。
なので、単純に、「愛する息子がバカにされて怒りを感じる」ということを伝えました。
後から考えても、私の素直な感情を伝える、というのでベストだったかな…?と思っています。
少しアドバイスもしてしまった
アドバイスになってしまうかもしれないけど、
・バカにするひとの相手はしなくていい
・バカにされるのが嫌だったらどうすれば嫌な状況じゃなくなるか、自分で考えて行動すること
・嫌な時に、戦ってもいいし、戦わなくてもいい
そんなような話をしました。
息子も、なんとなく聞いていて、
と、ぽつりと言っていました。
負けたくない気持ちがあるって素晴らしいなぁ…。
息子も、小学生になってより荒い波にもまれている。
親としては
・安心できる場所(家庭)を作っておく
・相談してもらえるように話を聞く
・時には駿足で親が出ていき、対応する
この心構えを持って児童となった息子を見守っていきたいと思います。
もうね、おかあさん、息子がかわいくて泣いちゃうよ…。
私も幼少期は「できなくてバカにされる子」だったらしい
私も3月生まれ、身体も小さかったらしい。
「保育園ではね、「あめ子ちゃんは小さいから、仲間に入っちゃダメ―」とお友達に言われてて、悲しかったし悔しかったよ。」
と、以前母から教えてもらったことがあります。
私は幼少期は楽しい記憶しかない、劣等感を感じた記憶もないです。(成長に伴って記憶を消したのかもしれないけど)
「できない」ことに対するストレスは、「授業をさぼる」ことで自然と対処していたと思います。
(小学校の時、「体育や算数の時間は保健室へ行く」という、びっくりのサボり癖がありました。
今思えば、「できない」ストレスな時間を減らす防衛本能だったのかもしれない)
私が劣等感なく成長でき、楽しかった記憶しかないのは、もしかしたら、両親が愛し、心を守ってくれていたのかもしれない。
親になった今だからこそ、親のありがたみが分かります。