近頃販売されている家庭用光脱毛器、「デリケートゾーンもOK!」と表示があるものも多いですよね。
しかし、「VラインはOKでもIOラインは実は非推奨」だったり、「黒ずんだデリケートゾーンには使用不可」だったりします。
私自身、VI脱毛もしたくて購入した脱毛器が、自分のIラインにはNGでショックだったことがあります。(Iラインが黒すぎてwエーン)
公式サイトやまとめサイトを見ていても、「IOは可能?黒い肌はどこまで?」といった情報は、意外と明確に書いていない場合も多かった…。
そのため、私が調べた機種の内容をこちらに残しておきますね!
もくじ
「ビキニライン」はOKでも「IOは非推奨」のワナ!
私も調べが足りなかったんですけどね。
家庭用光脱毛器界における「デリケートゾーンOK」「ビキニラインOK」というのは、基本的に「Vゾーン」を指していますね。
無知だったよ、私…。
デリケートゾーンOK=VIOも脱毛できる!だと思っていたんだ。なんの制限もなくできるって思っていたんだ。
それは違ったんだね、なんてこった。
あとね、デリケートゾーンをまとめてVIOとよんでいるなど、あまり厳密に区別していないサイトも多いですね。
あーーーそうだよ、私!
脱毛サロンで「Vライン」と「トライアングルゾーン」は違うって学んでいたじゃない!
忘れてたよ…
みてこれ、脱毛サロンの「デリケートゾーン」の分け方の細かさったら!
参考:https://musee-pla.com/course/
VIOどころじゃなくて、デリケートゾーンの部位は「トライアングル上、トライアングル下、Vライン、Iライン、Oライン」と超細かくわかれているんよぉぉぉ。
しかもサロンによって定義が若干違うのもある。(Vライン=トライアングル上下だったりとか)
マジトラップだよね~~~~
そんな脱毛サロン界のトラップのようなもの、当然ながらご近所の家庭用光脱毛器界にも、あったんだね!!!
そう、買いたいと思った脱毛器に「VIO可」、という情報があったとしても、実は「Vラインだけ可」だったりするし、「IラインOKでも皮膚の色によっては照射ができない」などが起こったりします。
多くの家庭用光脱毛器は、「トライアングルの上」ゾーンは照射OKでも、そのほかのデリケートゾーンはかなりあいまいに表現しているように感じました。
「肌の色によるよ!IOは粘膜近いし、照射しにくい場所だし、何かあってもメーカーとしては責任取れないし推奨しません」って感じなのかな?
トライアングル上やVラインについては、比較的自分で目視しやすいですし、肌も平坦で凸凹していないですよね。
そのため、トライアングル上やVラインは素人が照射しても失敗しにくい部位なのかなと感じます。それに比べIラインは形も複雑で、本当に自分で照射するのは本当に難しいですものね。メーカーが推奨したくない気持ちも、わかる気がします。
とはいえ、I・Oにも照射可能な家庭用光脱毛器はありますので、自分が脱毛したい場所に使えるかどうか、確認して購入できるといいですね。
ではでは、IOへの照射が可能な機種について、私が詳しく調べた結果をお知らせします!
フィリップスのルメアシリーズは、黒ずんだVIOに照射できる?
フィリップスの光脱毛器は何種類かあって、お値段も2万円~7万円と幅が広いです。
そもそもVIOは可能なのでしょうか、また、肌の色はどこまでOKなのでしょう?
結論から申し上げますと、VIOに照射可能ですが、照射可能な肌の色は機種により制限があります。
サイトと取扱説明書を見てみました。
ルメアの取扱説明書より(エッセンシャル、プレステージ共通)
顔(鼻下、あご、もみあげ以外)、耳、乳首、乳輪、へそ内部、外陰部、膣部、
肛門、男性はこれらに加えて顔全体と男性器には使用できません。
参考サイト:
【ルメアエッセンシャル】
https://www.documents.philips.com/assets/20200207/490019e3a828433fa2eeab5a00c3f73f.pdf
【ルメアプレステージ】
https://www.documents.philips.com/assets/20200207/12f06aea78094267b9c9ab5a00dd9df3.pdf
取説を読んでいて疑問に思ったのが…ん?「外陰部、肛門」NGってどゆこと?
IOはだめってこと?OKってこと?
「外陰部とは」とかで検索しちゃったよ(笑)でも、外陰部って対外の性器全体のことを指すみたいで、外陰部NGだとトライアングルゾーンなども実質NGになってしまうんですよね。
もう少し検索したら、サイト上にちゃんと「VIOのお手入れに使えます」と記載がありました。
ルメアはデリケートゾーン使用ができる!ただし肌の色注意!
フィリップスのサイトを見ていたら、VIOに使用可能だと書いてありました!
ルメアはデリケートゾーンに使用できますか?
女性の場合、デリケートゾーン全体(VIO ライン)を安全にやさしくお手入れできるので、ブラジリアンにもハリウッドにも挑戦できます。
VIO ラインの皮膚は色素沈着を起こしていることが多く、他の部位よりデリケートなため、低めの設定でお手入れすることをお勧めします。
IPL はデリケートゾーンのうち、外陰部、膣部、肛門には適していません。そのため、ルメアはこれらの部位には使用しないでください。
参考サイト:
https://www.philips.co.jp/c-p/BRI862_70/lumea-essential-ipl-hair-removal-device/support#XC000003361
OK、なんですが!
しかし!
お肌の色によっては照射できませんのでご注意を。
ルメア エッセンシャルでOKな黒ずみは?
まずは一番お手頃価格な「ルメア エッセンシャル(約2万円)」について確認していきましょう。
フィリップス PHILIPS BRI863/70 光美容器[国内・海外兼用] ルメア エッセンシャル ラベンダー[BRI86370]【ribi_rb】 価格:19,690円 |
エッセンシャルのカラーチャート}
参考サイト:
【ルメアエッセンシャル】
https://www.documents.philips.com/assets/20200207/490019e3a828433fa2eeab5a00c3f73f.pdf
私はIラインは色がカラースキンセンサーに引っかかってしまい、照射できませんでした。
(世の中に自らのデリケートゾーンの色を暴露)
ちなみに、7万円近くする「ルメアプレステージ」(ガンみたいな形のやつ)はもう一段階濃い色も照射可能になっています。
お値段の差~~~~!
ルメア プレステージでOKな黒ずみは?
ではエッセンシャルの上位互換版、プレステージ(約7万円)はどの肌色までOK?
フィリップス PHILIPS BRI948/70 BRI948/70 光美容器 ルメア プレステージ シャンパンゴールド フィリップス ルメア シャンパンゴールド/ホワイト【ribi_rb】 価格:69,850円 |
エッセンシャルとの違いはコードレス、3種類のアタッチメントがついてる、などもあります。
さらにそもそもカラーチャートを見ると、照射可能なスキンタイプがプレステージのほうが幅広いんですよね。
盲点でした~。
プレステージは、エッセンシャルよりも一段階暗いお肌まで対応ができます。(赤枠部分)
参考サイト:
【ルメアプレステージ】
https://www.documents.philips.com/assets/20200207/12f06aea78094267b9c9ab5a00dd9df3.pdf
ケノンはVIO脱毛OK?黒ずんでてもOK?
続いては家庭用光脱毛器の王様、ケノン様ですよ~~~~~!
結論から先に言うと、ケノンはVIOに照射可能ですが、濃い色の肌はNGです。
まず、ケノンの取扱説明書をみると、照射できる部位について、VIOなどデリケートゾーンの記載はありませんでした。
取説の中のQ&Aについても、Iライン、Oラインは非推奨です。
Q.全身照射できますか?
A.ひげやVライン、指毛など、一般的な家庭用脱毛器では商社が難しい箇所も含め、ほぼ全身にご利用いただけます。ただし、お顔の一部(※主にガン給付金)や、Iライン、Oラインなど、皮膚が薄く、お肌の色が異なる場所は、安全のために避けてご利用ください。
ケノンのカラーチャート
また、一応ケノンのカラーチャートもおいておきますね(なお、白黒pdfですが)
参考:【ケノン 取扱説明書】
https://ke-non-user.com/wp-content/uploads/2016/01/KE-NON_manual_s.pdf
うーん…ケノンはIライン、OラインはNGなの、、?と思いきや、サイトの方ではOKになってますね。
Q.ケノンはVIOの脱毛に使えますか?
A.ご利用頂けます。粘膜部位へのご利用は控えて下さい。
また色素が沈着した部位に使用する場合は、お肌のトラブルが発生しやすい為、しっかりと冷却した上で、お肌の状態を確認しながらレベル1から少しずつレベルを上げて下さい。
参考:ケノン公式サイト
https://ke-non-user.com/よくあるご質問/はじめての方からよくあるご質問/ケノンはvioの脱毛に使えますか?
冷却しながら、一番弱いレベルで徐々に照射していくような案内になっていました。
つまり、ケノンは、かつてIOへの照射は微妙なラインだったものの現在はOK…ということなのかな。
脱毛ラボホームエディションはIラインOラインOK?黒ずみもOK?
続いて、比較的新しい商品で、脱毛サロンが販売して話題を呼んでいる脱毛ラボホームエディションについてです。
脱毛ラボホームエディションについては、VIOの照射OK、ただし肌の色によります。
ホームエディションは取扱説明書が見つからなかったのですが、公式サイトからAIボットに質問ができ、回答がわかりやすかったです。
黒の肌でもホームエディションを使用できますか。
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皮膚の色は「スキンタイプ」といって下記の6つに分類されます。スキンタイプⅥ(黒色に近いブラウン)に該当する方は、ホームエディションを使用しないでください。
スキンタイプⅠは、ホワイト(きわめて明るい肌色)
スキンタイプⅡは、ベージュ(明るい肌色)
スキンタイプⅢは、ライトブラウン(標準的な肌色)
スキンタイプⅣは、マイルドブラウン(小麦色)
スキンタイプⅤは、ダークブラウン(褐色)
スキンタイプⅥは、黒色に近いブラウンホームエディションはVIOにも使用できますか。
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Vライン、Iライン、Oラインにもお使いいただけます。一番低い「レベル1」からお試しください。
なお、外陰部・膣部・肛門などの粘膜への照射はお肌を痛めてしまう恐れがありますので、避けてお使いください。
参考:脱毛ラボ通販サイト
https://elabo-shop.jp/shop/pages/dl001.aspx?a8=_qhRSqjTcH4Ylh5rm2bRgFiibE6PIfEUa2bG8iGv4F6L4ZhlwHhqyKhq4HkdsqwTcH8L.Lh4JHNl1Maxxs00000010620008
ホームエディションはIライン、Oラインも使用可能で、スキンタイプⅤまでOKですね。
ヤーマン レイボーテVIシリーズ
ヤーマンのレイボーテシリーズから発売された新しいVIシリーズはVライン、Iラインへ照射が可能になったようです!
↑こちらはレイボーテ Rフラッシュ ダブルPLUS VIタイプ
2021年3月発売なので、あまり口コミは多くないようですね。
取扱説明書によるとV・Iラインも使用可能。
●ビキニライン、V・Iライン
色素沈着が起きている部分や、お肌の色が濃い部分には低いレベルでご使用ください。
※慣れるまでは、必ずレベル1からご使用ください。
※粘膜には使用できません。
参考:ヤーマン
【レイボーテGoVIタイプ】
https://corporate.ya-man.com/wp-content/uploads/manuals/pdf/STA213-1-001.pdf
【レイボーテRフラッシュVIタイプ】
https://corporate.ya-man.com/wp-content/uploads/manuals/pdf/STA212-1-001.pdf
まとめ I・O照射可否、スキンタイプ一覧
では、ここまでの取説、サイトの内容をまとめておきましょう!
商品名 | V | I | O | スキンタイプ※1 |
ルメアエッセンシャル | 〇 | 〇 | 〇 | タイプⅣまで照射〇 |
ルメアプレステージ | 〇 | 〇 | 〇 | タイプⅤまで照射〇 |
ケノン | 〇 | 〇 | 〇 | 取説に記載あり |
ホームエディション | 〇 | 〇 | 〇 | タイプⅤまで照射〇 |
レイボーテRフラッシュVI | 〇 | 〇 | × | レベル1から照射 |
レイボーテGOVI | 〇 | 〇 | × | レベル1から照射 |
※1
6段階のスキンタイプの中で、照射可能な範囲を示しています!