「何も考えずにお気楽な漫画エッセイとか読みたいな~」と何気なく手に取った本、私が知りたかった情報って、こんな感じです!と思いました。
◆栗尾モカさんの『女のネタ帖』2009年発行
発行年月日は古いのですが、内容は読みごたえあり。
寝る前に一気に読んでしまいました~
◆リアル美人の行き方や情報が第3者目線で書かれている
著者の栗尾さんはCA、受付嬢、ベトナム在住の商社マン妻、女性誌ライターという経験があります。
まさに、「ザ・女の園」をいくつも渡り歩いてきたわけですね~
そこで知り合った人たちのエピソードや、美人ポイントが書かれていて大変勉強になりました。
特に私に刺さったことを何個か書き記したいと思います。
◆“ちょっとお高めな雰囲気のいい女はもれなくインナーも超高級”
まー、よく聞く情報ではありますよ。「美人になる法則」とかに大体出てくるワード、「いい下着をつけましょう」。
やっぱりそれはそうなんだろうけど、あんまり刺さらない私。
このエッセイが一味違うのは
「フライト先のホテルではガーターベルトを手洗いして、タオルでくるんで踏みながら脱水する。しかも脱水の踏み踏みしながらシャンパン片手に恋バナをしていた」、というリアルすぎるエピソードが書かれている!
こういうのが知りたいんだよな~!!
高級下着買ったって、どうやって洗って、使えばいいのかわかんない。いい女はどうやってるの?っていう情報は、全然世の中には出てこないから。
◆“小悪魔的恋愛ハンターの行動戦略”
『女のネタ帖』内の、とある章では受付嬢のときのお友達の話を漫画にしていました。
いい出会い、いい男をゲットする人たちは、こういう思考回路で、こういう行動をしているんだ!というのがリアルでわかります。
これは「スケールの大きい男との出会いを探しているS子が、王様との出会いを期待してドバイに遠征した」ときの一幕↓
これを見ただけでもS子が英語をしっかり勉強してきたことが分かります。
モカさんは「自分が今いるフィールド以外の男と出会いたい…」とつぶやくと、
S子「見聞を広めるコトでしょ。狙っている男のいる環境について情報を集めて、打てば響く会話ができないとダメよ。いい男は競争率高いんだから。私は本にはお金に糸目つけないもの。一番コストかけてるよ」
…なんてかっこいいの!!
s子とモカさんは受付嬢から転職するために準備をスタート。本を読んでお酒を飲みながら情報交換し…
そのあと、私が更にすごく好きなページがこちら。
受付嬢からCAに二人そろって合格、転職なんてすごいなぁ。
そして最終的にS子はロンドンでセレブ婚、モカさんは商社マンの日本人と結婚したのでした。
「行き詰ったら情報収集して自分の行くべき方向を見つけるようにする」
行き詰っている自分に染みわたり、勇気がもらえる漫画でした!!
◆いい女はいい男との機会を逃さない、めっちゃ勤勉!!
受付嬢のお友達。ゴルフが出会いのきっかけになりそうだからグアムで練習するとか。(旅行も自分磨きも兼ねてて素晴らしい発想だな!)
鶏をまるっと捌ける。そして料理の腕は一流。もちろん美人なベトナムの商社マン駐在妻とか。
商社マンの駐在妻の話は他のエピソードも本当に面白かったです。かわいく、美人でキラキラしている。遊んでそうに見えて教養深く、料理は完璧、旦那をたててる。さらに日経を熟読しているから旦那の仕事関係の食事会等でも話を振られてもばっちり答えられるのだとか。
よくある「愛される女性」とかの特集は「さしすせそで反応すること!自分はしゃべらず相手の話を聞き出すこと!」みたいなことが書いてありますが。
そうではない。駐在妻の女子力、人間力の高さはすごく自分自身にも刺激になりました。
◆自分のケアをして勝手に夫が癒される
「ハーブのボディオイルでお手入れしてからベッドに入ったら、その香りに夫がリラックスして爆睡。自分の為にやっただけなのに、夫に孝行しちゃった☆」というエピソードもすごく好きです。
とにかく『女のネタ帖』に出てくる女性がみんな美人で、自信がある。
目標が明確で、それに対して見合うだけの努力や勉強をしている。
そんないい女たちのエピソードがたくさんで、すごく面白く読ませていただきました。
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