ワーキングマザーにとって、保育所の入所は死活問題です。
一般的には保育園と言われますが、最近は「保育所」と
呼び名を統一している市町村が多いですよね。
10月に入ると、次年度の保育所入所申し込み要綱が配布され
本格的な保活が始まります。
私は引っ越しをしたので2つの自治体と
4つの保育所を経験しております。
ここでノウハウ?を公開しようと思います!
(保活経験者からすればノウハウというほどでもないですが、
未経験の方には参考になるかもしれません)
5つのステップに分かれます。
①自治体の現状把握
②保育課に相談
③無認可の見学
④認可の見学
⑤申込み
①自治体の現状把握
待機児童がどのくらいなのか
子育て支援はどんなものがあるのか
保育料はいかほどで、どんな風に決まるのか
…などなど、お住まいの自治体の現状を把握しましょう。
「○○市 待機児童」で検索したり
役所の保育課へ行って
「休業中なのですが、保育園の申込みについて教えてください」
と聞きに行きましょう。
この時点で、かなり分が悪ければ引っ越しを視野に入れるのも
ありだと思います。
保育所は毎日通う場所。
「数が少なく、とても入れない…」
「倍率高杉」
「遠い…。」
などなど、無理な要素が多い場合はその後のワーキング生活にも
影響が出てきます。
②保育課へ相談
私が住んでいた自治体は2か所とも子育て支援に力を入れている
自治体でした。
したがって、保育課のスタッフもとても親切に教えてくれました。
ただ、待機児童があまりに多い区などは無下にされることも
あるようです。ネット情報だと、「生まれてから相談に来てください」
「自分で調べてください」など…。
ただ、2か所目の自治体は待機児童は多かったので、もめごと(?)
も多かったようで役所の方の対応はかなり丁寧でしたし
慎重でした。さらに親身に相談に乗ることで、のちのちの苦情を
防止しているような印象も受けました。
保育課へ相談するときのポイント
・何月に、何歳児で入所したいか具体的に伝える
・自分の点数が何点か確認する
・同じ点数の人が何人くらい待機しているか聞く
いつ復帰したいのかはある程度決めておきましょう。
基本的に待機児童が多い自治体の認可園は空き0なので
年度内の途中入所はできません。
4月の一斉入所で入るしかないです。
何歳がいいのかはまた別の記事で書きますね。
また、仕事内容や勤務時間、親との同居など、条件により
親の点数が決まります。
点数が高い(保育の必要性が高い)親の子供ほど、入りやすくなります。
この辺も微妙に自治体によって違うので
条件などよくよく確認しておきましょう。
そして、自分と同じ点数の人が、何人くらい待機児童と
なってしまっているのか聞きましょう。
その状況により、無認可の確立や、無認可探しの熱が変わってきます!
ちなみに、私の時は…
1人目のときはX区で1歳児入所だったので、
「1歳枠がある園を10園以上希望でだせばどこかに入れます」と言われました。
2人目のときはY市で1歳児入所、すでに上の子が通園中でした。
「1人目の場合は認可は難しいと思ってください。兄弟が保育園児
なら、1歳枠がある園を5園以上出せばどこかに入れると思います」
と言われました。
同じ1歳児フルタイム1人目でもX区とY市では入所しやすが
違いました。
ちなみに、X区で上の子は第5希望に、Y市で下の子は第2希望に入所できました。
続いて、保育所の見学!これがまた大変でして…。
ただ、1日に何時間も幼い子供を預ける場所。
必ず見学は行きましょう。これ、絶対です。
見学に行って、「ここはやめたほうがいいぞ…」と感じる
保育所は必ずあります。
③無認可の見学
ついつい、認可園を先に見てしまいがちですが、こちらは間違いです。
おそらくほとんどの方が、希望として①認可園②無認可園だと思います。
しかし、認可園に入れなかった場合、無認可の枠を確保して
いなければ仕事に復帰ができません。
無認可のデメリットは面積の広さや保育士資格数が
基準に満ちていないことが主ですが、
メリットはお金や先着で枠を確保できることです。
4月~9月は無認可を見学しましょう。
無認可園は、公立ではないので見学者の対応等は完全にボランティアです。
したがって、定員数が確保できれば、そのほかの見学に対応するのは
園からしたら時間の無駄なのです。その分、子供をケアする時間に
当てたいと思いますよね。
つまり、無認可は見学すら先着で締め切ってしまうところが多いのです。
例を挙げると、無認可のA園は保育料も良心的で、評判も大変良い
園です。次年度分の申し込みと見学は7月までに満員となり締切。
それ以降はキャンセルが出ないと見学すらできません。
そのため、4月以降は無認可を見て回り、1園でいいので枠を確保
しておきましょう。
そうすると、認可園の保活が、かなり気が楽に回れます。
たとえ、数万円の入会金をはらうことになったとしても…。
ただ、本当に良心的な無認可園は、入会金もキャンセル時は
返却してくれたりします。
Y市はそんな無認可園が多かったですよ。
④認可園の見学
無認可がある程度おわったら認可園の見学をスタートしましょう。
認可園も、見学できる曜日が決まっていたり、
人気なところは見学日の定員が2か月先まで埋まっていたりします。
公立の認可園なのか、私立の認可園なのかでもだいぶ雰囲気が違いますよ。
⑤申込み
10月に要綱が出てから締め切りは12月上旬がほとんどです。
提出に必要な書類を会社から取り寄せたり
希望順位を決めたり、意外に時間がかかるので早めに申し込んで
おきたいですね。
以上が保活の大まかな流れです。
とにかく
①自治体の現状把握
②保育課に相談
これは早めに…!!
もしかしたら、ちがう自治体に引っ越したほうがいいかもしれないですから。
引越すとなると、また申し込み手続きや見学の手配が煩雑に
なります。
そして、可能なら、産休に入ったらすぐに保活を始めておくといいですね。
新生児を連れての保育所見学はかなり大変です。
雨とか降ったら行きたくなくなるし、赤ちゃんが泣いて
話を聞くどころじゃないときもしばしば。
保活…本当にたいへんだったなあ…!!!