子育て関連

母子手帳は記録したほうがいい。子供が大人になった時の為に。

母子手帳、書いてます?

 

母子手帳、出産後開いていない…

検診の時に「母子手帳書いてくださいね~」と言われた

 

こんな経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

母子手帳、いざという時の大事な記録になります。

できれば、6歳の誕生日を迎えるまでは最低限のことを、いや、むしろ1ページずつ大事に書いてあげてほしいです。

 

 

首すわりや寝返りの月齢を記録する

首すわり、腰すわり、いつだったっけ…。

 

定型発達であれば、首すわりや腰すわりの月齢はそこまで意識しなくても大丈夫でしょう。

しかし、後々に発達障害や発達遅延、その他の障害の可能性が出てきた場合、首すわり腰すわりの月齢は診断の際にもかなり参考にされます。

 

我が家は乳児健診の際にも、療育を受診した際にも、首すわり、腰すわりの状況をかなり詳細に聞かれました。

 

 

予防接種履歴は保育園入園時、小学校入学時に必要

予防接種の履歴は、保育園、学童、小学校などに提出する書類に必ず書きます。

予防接種の履歴は、自動的に小児科で母子手帳に記録してくれることがほとんどです。

母子手帳は予防接種の履歴があるだけでも非常に有益な記録です。

 

 

予防接種履歴が、留学や海外移住の際に必要になることも。

予防接種をしていないと留学できない国があったり、日本ではない感染症があるエリアへ移住するにあたって「自分の予防接種歴が分からないと困る」ということも発生します。

 

まあ、心配ならその都度予防接種を打てばいいのですが、無駄にお金がかかります。

(というか、日本は島国だから感染症は本当に蔓延しにくくてすごい)

母子手帳は大事に保管しておきましょうね。

 

 

妊婦の時に、風疹の予防接種、感染症歴が必要だった。

妊娠初期の女性がに風疹にかかると、風疹性症候群の赤ちゃんが産まれてくる可能性が高くなります。

妊娠してから風疹の予防接種を受けることはできないので、子供を望むのであれば、風疹の抗体検査や風疹の予防接種が望ましいです。

特に下記の世代の男女は風疹の り患率が低く、定期の予防接種も1回世代の為、抗体を持っていない人が多い世代です。

昭和62年10月2日~平成2年4月1日生まれの男女

厚生労働省HPより

 

何が言いたいのかというと、「自分は風疹に罹ったことがあるのか?予防接種は何回受けたのか?」ということを読み解く際に、私の場合は自分の母子手帳が大活躍しました。

私は風疹にかかった履歴はなく、予防接種は1回のみでした。

抗体検査を受けたところ、風疹抗体は16(抗体値が低いので、予防接種を推奨)。

妊娠希望だったので、すぐに医療機関で風疹の予防接種を受けました。

 

 

風疹やはしかが大流行している2018年。独身の人や男性は全く意識なし

少しそれますが、風疹が2018年に大流行、その前の年にははしかが大流行しました。

その時に「予防接種をしていないので抗体がない世代があり、感染拡大の原因となっている」のが問題になりましたね。

妊婦や子供が欲しい女性は風疹などの予防接種や抗体検査に関心が深くても、そうでない独身の方や夫は当事者意識がありません。

ニュースで「感染拡大」を観ても「へぇ~」と他人事に思うだけ。

 

母子手帳がすぐにあれば、自分は抗体があるのか、パンデミックの因子になり得るのかがすぐわかるのに…。

 

コウノドリの風疹回が、本当に分かりやすく書いてありました。

 

母子手帳に書いておけば、簡単に既往歴と接種歴が分かるんですよ。

既往歴も接種歴もなければ、検査めんどくさい…とか、注射1本9000円もったいない…と思うことなく、予防接種に踏み切れます。

 

子どもが感染症にかかった際に親の既往歴は重要

子どもの病気は、親が感染すると重症化しやすいものが多いです。
さらに、妊娠中に感染すると胎児に障害などの影響が大きい感染症も多い。

おたふく、水ぼうそう、風疹、はしか…。

子どもが生まれてから、何かと自分の感染履歴、接種歴を確認することが増えました。

 

つい先日も、子どもが水ぼうそうにかかりました。(予防接種してもかかることがある)

私は母子手帳持っていたので、水ぼうそうも済んでたし、何なら帯状疱疹まで経験あり。

ところが夫は、「水ぼうそう?かかったと思うけど…」とあやふやで困った…。

(※結局かかっていたのは水いぼだったらしい)

 

 

 

10歳(ハーフ成人式)の時に学小校で使う場合がある

まあ、これはそこまで重要ではないのですが。

最近は10歳になると小学校でハーフ成人式なる授業があるらしいのです。

「生まれたときの状況」「名前の由来」「成長の記録」などを発表するのだとか。

 

その際に母子手帳を見るらしいですね。

今後は養子やシングルなどの家庭も一般的になると思うので、10年後もそんな授業があるかどうかは不明ですが…。

(あとツイッターではハーフ成人式めちゃくちゃ不人気。)

 

 

母から子へ、愛情の記録として渡してあげたい

愛情の形は家庭によりさまざまでいいと思うのですが。私の場合のお話をします。

 

私が結婚した時に、母から「あなたの母子手帳よ~」と母子手帳をもらいました。

その時は「へ~別にいらないけど…」と思っていました。(母ごめん)

 

しかし、前述したように妊娠前の風疹の検査の時に大活躍しました。

さらに、いざ自分が初めての妊娠、出産を迎えた時に、母の母子手帳を食い入るように見ていました。

何グラムで生まれたのか。

いつ寝返りしたのか。

おたふくにかかった年齢。

トイレができるようになった月齢。

 

自分がぼっちで手探りで子育てする中で、自分の赤ちゃんの時と、母が私を育ててくれていた記録を照し合せていました。

 

第1子妊娠当時、私はママ友もおらず、母も病気で臥せっており話せず、SNSもしていない孤独…!

母子手帳すごく心の支えでした(どんだけ母子手帳推すのか…)。

 

特に、うちの第一子の息子は、発達が遅く、ことごとく乳児健診では引っかかり。

成長曲線はギリギリ。

本当に心配しました。

そんな時、母が残してくれた私の母子手帳はとても心強かったです。

 

息子は自分の母子手帳なんか一生興味がなく、見ないかもしれないし、娘もいらないかもしれない。

でも、母親の自分の宝物として、また、いざという時の記録として、6歳まではページに記録を残すようにしようと決めています。

 

母子手帳、みんな書こうぜ!とは言わないけれど、最低限のことは残して、保管しておいた方が良いと思う、にじのあめこでした。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。