私は、海外で子育てするなんていう考えは微塵もなかったのです。
日本が好きだし、日本人が好きだし、日本から出ないと思っていた。
でも、子供が生まれて、子供の人生とか、自分のこれからの人生を考えた時に、少しずつ考え方が変わりました。
このごろ、ツイッターでフォローしている方の中に、海外での子育ての良さを発信し続けている方がいて、海外留学や海外移住にすごく興味がわいています。
よし決めた…!来年は旅行気分で、フィリピンにお試しで親子留学行くぞ…!!
と、いうことで!
私の海外への興味をかきたててくれたツイートをまとめました!
これを読むと、あなたもきっと海外で子育てしてみたくなってしまうはず…!
もくじ
引用元のご紹介
この記事では、お二人のツイートを埋め込んで紹介しています。
インドに家族で移住した @mmonyami さん
https://twitter.com/mmonyami/status/1005413596740763648
マレーシアマガジン編集長の@mahisan8181 さん
「始めたことを途中で辞める」経験が足りてない人が多いと書いたら大きな反響がありました。自分の意思で何かをやめた経験がなければ、辞め方もわからない。「辞めないことを前提に作られた社会」では、辞める練習も難しいです。 https://t.co/FZ7Q3B3Ve3
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) June 4, 2018
自分が知らない国のこと。
子育てエピソードを交えて教えてくれるツイートが、とても興味深く面白いです。
◇インドのイメージが一変!インドで子育てってアリなのね!
危険で汚いイメージがあるインド。
実際に住んでみないと分からない。
高2の娘を持つ友達に「インドに留学させようと思ったけど、日本で手に入る情報には一番危険な国ってあったよ」って言われた。
私は21歳のときにインドのデリーで生活していたけど、身の危険を感じたことは一度もなかった。
日本の大学の新歓コンパとかの方がよっぽど危険に感じるのは私だけ??
— もにゃみ*インドで人生逃げ切り中の発達障害一家 (@mmonyami) July 1, 2018
インドではメイド、運転手など、日常的に人を雇って家事をお手伝いしてもらうのだとか。
家事をお願いして、やりたいことをやる…!最高にうらやましいな…!
【やらなきゃいけない→やりたいことだけ】
・洗濯
・掃除
・料理
・片付け気持ちよく生活するために「やらなきゃいけない」こと。
それはメイドさんにお願いして
・執筆
・学び
・子どもとゲーム
・夫婦の会話
・家族団欒「やりたいこと」だけで日々を満たしていく幸せ。
ありがとうインド!
— もにゃみ*インドで人生逃げ切り中の発達障害一家 (@mmonyami) June 29, 2018
日本から逃げ出して海外でのびのびする、先見の目のある人たち。
世の中がどんどん変わっていってるのに、教育がなかなか変わらない。
時代遅れの教育を受けて大人になったとき、世界との差に愕然とする…
自分の子供たちには、そんなもったいない生き方はして欲しくない。
だから日本を出たんです。 https://t.co/6UXLvP2qyW
— もにゃみ*インドで人生逃げ切り中の発達障害一家 (@mmonyami) June 15, 2018
子供が「海外に住んで良かった!」と言ってくれるなんて最高だなぁ…!
【6歳の長男に訊いてみた】
Q:インドに住んでて良かったことは何?
A:いろんな国のお友達ができた!!
息子よ…なんて素晴らしい模範回答なんだ!!
空気読まなくていいのよ?!
え?ホントに?
それ、狙い通りですから〜(´;Д;`)♡
— もにゃみ*インドで人生逃げ切り中の発達障害一家 (@mmonyami) June 28, 2018
寛容な国インド。自分にも、他人にも。
【インドで暮らすと発達障害は障害じゃなくなる?】
・時間にルーズ
・先読みして行動しない
・その場でなんとかしのぐ
・見栄はらないそんな人たちに混じってると、自分だけがおかしい?っていう感覚がなくなります。
そしてインド人が強いのは、
・そんな自分が大好き
なところです♪
— もにゃみ*インドで人生逃げ切り中の発達障害一家 (@mmonyami) July 11, 2018
個性が「障害」として扱われるのは日本の文化…
これでは自信を持って生きていくのが難しくて当たり前です。
私も35年間にわたって苦しみ続けました。
インド生活で解放された今、どれだけ幸せかは言い表せません。
— もにゃみ*インドで人生逃げ切り中の発達障害一家 (@mmonyami) July 11, 2018
◇学校は自分に合わなければ変えてよし!選んでよし!
日本で小学校を変えるとなったらかなり大ごとだけど、
海外では普通らしい。
マレーシアでは学校が気に入らなければ、転校を考える親が多い。システム自体に不満があるのなら、努力してシステム自体を変更するより、自分の方が動いちゃった方が早い。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) March 15, 2018
うちの息子も、もしかしたら、いい学校でいい先生に恵まれたらのびのびと成長できるのかもしれない。
それが日本なのか、海外なのかは、わからないけど…。
これは子供も同じ。日本の学校では「お行儀悪く落ち着きない」「授業に関係ない勝手な質問ばかりする」と怒られてたのに、海外の学校では「積極的に質問して素晴らしい」「クラスでみんなを楽しませてくれる」と180度違う評価になった。合わないなと思ったら環境をさっさと変えるのも手。 https://t.co/7mNqMuD9th
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) May 3, 2018
子供たちを親子留学で何回か海外に連れて行っておけば、
子供たちが人生で何かにつまづいたり悩んでも、世界の広さを思い出せるかも。
私の華人の友達は「子供がハッピーじゃない」という理由で小学校を複数回変えた。私も子供が公立学校に合わないからインターに連れて来たし、数学を極めたいというのでホームスクールにした。「あれっと思ったときに途中で変われる」環境は日本にはないかもしれないけど、海外にはある。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) May 7, 2018
◇自分で考え、自分の意見を伝えられるようになることの重要さ。
自分で考えることができる、そんな子供になるって、「生きる力」が備わることだと思う。
私はこの訓練してこなかったから、大人になった今、苦労してる。
日本の学校に通っていたころ、質問すれば、先生も職員も「上がそう言うので」「決まりですのでご理解ください」と言うばかりだった。先生がこれでは、自分で考える子供は育てられないなと絶望した。だから子供が学校に行きたくないと言い出したとき、そりゃそうだと海外にくることにした。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) July 20, 2018
こんな様子なので、「もう日本の学校には戻れない」と告白する子もいる。日本の先生や友達の思考停止に耐えられないと言う子もいた。親が数年の予定で連れてきたのに、子供に「こっちに残る」と宣言されたり。逆に日本からきて「自分で考えて」が苦痛だと話す子もいる。人それぞれ。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) April 28, 2018
これは訓練不足もあるんじゃないかな。マレーシアのインターで教育を受けた子供を見てると、感情を交えず反対意見をいうので、感心することがある。小学校から「批判的精神」を叩き込まれてるんだけど、言い方は実にソフトで「僕はそう思わないな。なぜなら……」と論理的に話す。喧嘩にはならない。 https://t.co/tS3GYekqEW
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) August 1, 2018
◇マレーシアでのおおらかな子育て
あ~~~マレーシアでのびのびと子育てして癒されたい…!
初めてマレーシアに子連れで来たときには、町中に子供が溢れ、どこでもあまりに親切なので感激した。ベビーチェアは大抵どこにもあるし、お店の店員さんや、怖そうな警備員さんが、子供に優しくしてくれた。子供も可愛がられて、いよいよ笑顔が増えて、穏やかになっていく。母親には一番助かる。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) June 12, 2018
母親が一番楽しむ国マレーシア…!
私も「自分がまずは超!楽しむ」という心意気を大事にする!
この国では、学校イベントなどで、母親が子供そっちのけで楽しんでる姿をよく見る。「おー楽しそうですねぇ!」っていうと、「当たり前じゃない。楽しまなきゃ。人生短いのよ」って返ってくる。今、この瞬間を楽しまないとね、と。こういう人に囲まれたいよね。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) June 19, 2018
ただし、結局どこへ行っても、どんな人と一緒にいるかは自分次第なのは忘れないようにしたい。
日本でも、海外でも、自分の行動や気持ちで、どんな人が周りにいるかは変わってくると思う。
「日本じゃ、あなたたちみたいに母親が小さい子供を預けてジムに行くなんて許されないよ」って言ったら、「マレーシアも3世代くらい前まではそうだったよ。母親なら24時間家にいるべきって言われてた!」とマレー人友人。20年前にはもう変わってた。どういう風に変わっていったのか、興味があるな。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) August 2, 2018
南国で暖かく、人口密度が低く、バナナの木があれば生きていける国。
私も人の余裕は人口密度と気温、自然資源の豊かさによるのではないかと思うことがあります。この国ではバナナの木が一本あれば死なないんだ、と誰かが言っていましたが、簡単に飢え死にしない、簡単に凍え死なない余裕があるのだと思います。そのぶん、文学や芸術には不向きなのかも。 https://t.co/4IVH4vvjpg
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) June 25, 2018
ありがとうございます! マレーシア良いですよ。南国は色々豊かなので、人に余裕が生まれるのかもしれませんね。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) June 24, 2018
失敗を、どんどんしていいよ!という環境
子供たち、「失敗は良いこと」と教えてくれるような先生に出会えるといいなぁ。
道徳の授業で発言して、「それは違う」とクラスのみんなに笑われて泣いている男の子の特集を思いだす。
(このツイート見てかわいそうで、納得いかなくて泣いた)
これ衝撃だった。道徳の授業で「家族愛は無償」ということを教えるために、「お母さんの家事労働にも対価を払うべきなのでは?」という意見を述べた男の子がクラスで笑われて、恥ずかしさを植え付け、異なる意見を封じられる……。 #クロ現プラス pic.twitter.com/thiWMcMmCD
— ヒノッチ (@hinocchi) April 23, 2018
これと比べるのは少し違うかもしれないが、対照的なエピソード。
小学生にも社会の空気が伝わっているのでしょうか。マレーシアのインターには「失敗は良いこと」と教わる学校が多いです。我が子もそうで、小さなコンテストなど、たくさんの失敗経験を積み重ねてきました。小さい頃にドンドン失敗した方が良いですよね。私も誤字脱字だらけでいつも原稿真っ赤ですよ。 https://t.co/yn4ddDClpo
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) May 17, 2018
◇マレーシアのインターナショナルスクールのレベルの高さ
私はグローバルリテラシー低く、人の容姿をガンガン褒めたりしてました。
「痩せた?!綺麗ね!」とか「肌が真っ白で綺麗ね!」とか、「おっぱい大きくてうらやましい!」とか。
言ってました…。
このツイート↓を見て、私が外見を悪気なく褒めて、気分が悪かった人もいたかもしれないなぁ、と反省しました。
そしてこういう話を、子供たちにも幼少期からしてあげたいと思いました。
子供が通ったマレーシアの学校。道徳の先生は、グローバル社会でのマナーとして「他人の外見について話題にしないこと」と子供たちに指導していると話していました。褒め言葉も同様で、「色が白い」「痩せた」もよくないのだと。 https://t.co/RVq0yFWSAx
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) June 11, 2018
寛容で、他人のことを気にしない。
放置したり、あきらめるのではなくて、子供の意見を尊重できる先生は素敵だと思う。
そして「この子はお気に入りよ!」と宣言できる先生も、それを気にしない生徒や親もおおらかですばらしい。
日本の学校だったら「贔屓だ」「ずるい」と言われてしまうようなことも平気で起きる。息子は数学の先生から「My Favorite student」と言われて、プレゼントをもらったりもしていた。いいのか?って思ったけど、そういうものらしい。背景には、寛容で周りに反応しすぎない国民性が大いにある。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) July 20, 2018
◇いきなり移住しないで、お試しで親子留学するといいらしい
マレーシア移住に興味を示したら、フィリピンの親子留学という手段もあると教えていただけました。
本当です。親自身がむちゃくちゃ刺激を受けて、自分がいかに何も考えていなかったのかを痛感させられます。子供の方がずっと色々知ってますし、「黙って言うこと聞きなさい」が通用しませんからね。正直、その辺の大人と議論するより、こういう教育受けてきた子供と議論する方が面白かったりします https://t.co/uQUuDoPUT1
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) April 28, 2018
うちは6歳で連れてきて、もう6年いますが、親や周りの大人では太刀打ちできないほどに成長しました。小さい頃からそう言う性格だったわけですが。もう親のできることはほとんどないかな。先生も自分で選び、自分のやりたいこと(プログラミングと数学)に夢中になっています。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) April 29, 2018
最初は夏休みや春休みなどを利用して、短い期間で入れるサマースクールなどを試してみるのが良いと思います。結構人によって、耐えられるポイント、違います。マレーシア以外でも、例えばフィリピンの親子留学などを利用して、海外の環境に馴染めるかどうかを見てみるのもいいかもしれません。 https://t.co/4h2nf7bJWW
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) July 23, 2018
いきなり移住するよりも、雰囲気を親子で感じて、「行きたい!」と思えるかどうかが大事。
はい。マレーシアにはAirBNBもありますし、短期貸しのコンドミニアムもあちこちにあるので、日本よりもずっと気軽にお試しショートステイが可能です。短期で受け入れてくれる学校やお稽古事などもあります。いきなり来ないで、まずはこういうところから試して、どう感じるかを観察するのがオススメです https://t.co/cfSkcNW8Ds
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) July 23, 2018
当然、海外が合わない親子だっている
教育に正解はない。これは実際にいろんなお子さんをサポートしてつくづく思います。「これからの教育はこれが正解」と親がマレーシアのアクティブラーニング系の学校に連れてきても、全く合わず「やっぱり伝統的な日本の学校がいい」と帰っていくお子さんも多いのです。
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) April 16, 2018
親主導で連れて来たのに、子供自身が日本の学校や友達を懐かしがって、現地に意地でも馴染もうとしないケースは多いです。英語ができない親が日本との常識の違いに我慢できず、日本人同士で集まって学校の悪口大会になるパターンもありますね。あとは治安の問題や車社会ならではの不都合もあります。 https://t.co/ykAN5IaFNB
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) May 7, 2018
改めて一連のツイートを見直して、住む場所の一つとして海外も視野に入れていきたいな、と感じました。
私自身は日本も結構好きなので、実際に海外へ行ってみて、どう感じるかは未知数です。
子供たちも、アジアを気に入るかどうかはわからないです。
家族なので、私だけが海外生活に満足していても仕方ないですしね。
今のところの理想というか構想は、1年ずつか、半年くらいずつ、日本と海外を行ったり来たりして住むのが理想かな…。
例えば春夏は日本で、秋冬は南国に行くとか。
子供の学校や、旦那の仕事などの問題が出てくるので、そこは話し合いです。
ただし、始めから選択肢を×にして、あきらめることはしたくない。
家族と話し合いながら、自分たちに合うかどうかを見極めながら。
選択肢の一つとして親子留学、海外移住を考えていきたいです。