ただの日記

大人気アニメ、鬼滅の刃がどうも苦手だという話

鬼滅の刃、本当に大人気ですね。

現状私は当該アニメがちょっと苦手であり、正直子供に見せたくないな、と思っています。

ですので、鬼滅の刃がお好きな方はこれ以降お読みになる必要はないかもしれません。

自分が好きなものを「ここが苦手~」とか言われたら気分悪くなることもあるでしょうし。

 

 

よろしくお願いいたします。

 

さて、鬼滅の刃、とても話題になっており、身近な人たちもみんな観ているので、私も興味を持っていました。

アニメも漫画も人気であり、単行本は発売のたびに書店で売り切れるほど。

ヒット作が生まれにくいこのご時世で、本当に素晴らしいですね。

 

そして、ネットフリックスで配信されていましたので、夫とアニメを観てみたのですよ。

観た後に、ザワザワしてしまって、心が落ち着かない。

どうして?

5~6歳の子もハマっているらしいし、日本中で大人気なアニメなのに、なんで私は楽しめないんだ?

と、複雑な気持ちを抱えていました。

そして今日、コンビニで「鬼滅の刃パン」を見かけ、「ああ、やっぱり嫌だな」と思いました。

ようやく「ああ、私はこのアニメは苦手だ」と認めることができたので、残しておこうと思います。

 

アニメの残酷な描写

 

私はアニメを観まして、手鬼を倒し、鬼滅隊となり、初仕事として16歳の女の子が消えてしまう街へ行くところまで見ました。

まず1話目から残酷…。

家族が惨殺されるシーン、その描写というか、惨状もぼかされていなく、具体的に描かれており、大変ショッキングでした。

「え…、これ子供みていいやつ…?」私は夫と顔を見合わせつつ、見すすめました。

(まあ、1話目だし、引きが強いのは当たり前なのかも。

進撃の巨人も1巻の残酷さはすごかったしな。)

と思い、見進めていったら、炭治郎が初めて鬼を殺すときの描写も残酷でした。

旅先に惨殺された見知らぬ家族。

その鬼を倒す際も「鬼の頭、再生できなくなるほどこの石でつぶさないといけないのか…?」と炭治郎が迷うシーン。

ものすごくショッキングでした。

 

鬼の思考が怖い

 

鬼滅の刃は、鬼の思考か怖い。

私が見ることができた鬼は手鬼と沼鬼くらいなのですが、鬼たちの思考が怖い。

手鬼は「自分を捕まえた敵である鱗滝の教え子は全員殺す、あいつが持たせたお守りは目印だったんだ」(うろおぼえ)というようなセリフがありました。

また、弟子たちを殺した時の話を嬉しそうにする様子など、ぞわぞわしてしまうのですよね…。

もちろん、鬼の思考や行動は、あえて常軌をいっした、とても人間らしさなど垣間見えないようにキャラづくりがされているのだろうな、と思います。

しかし、自分自身が観てぞっとしましたし、これを見ている子供たちは、どんなふうに感じるのか…と思ってしまいました。

どうなんだろう、子供たちは「世の中には常軌を逸した考え方をするモノもいる」という、知恵を得られるんだろうか。

「鬼がでるよ!」という子供への脅しのように、「怯え」や「恐怖」を感じることで冒険心や無鉄砲へブレーキを掛けられるようになるんだろうか。

悪影響なのか、そうでないのかはわからないけれど、私にとっては「鬼の思考」がめちゃくちゃ怖かった。

大量殺人犯の手記を見ているような気持ち。

あと「16歳の女の子が一番おいしい」みたいなセクハラおやじみたいなセリフも拒否反応がでた。

妖怪系、生贄系の作品で「16歳の娘」ってよく出てくるんだけど、もうお腹いっぱいだし現実世界のセクハラや性的虐待と重ねてしまって無理だった。

 

ねずこの設定がフェミニストの視点で見るとキツイ

 

私は、女性が生きにくい社会が、どう形成されてきたのか、最近になって関心を持つようになってきました。

同時に、アニメや漫画などメディアで流れているキャラクターが、どれだけ社会に影響するのかも、実感し始めています。

いわゆる、フェミニスト目覚めたてという状況なのですが、その感覚だとねずこのビジュアルと設定がアンテナにビシビシ引っかかってしまう。

一番はさるぐつわをかまされていること。

「美少女が竹をかまされて、口を開くことができない」

鬼という設定とかいろいろあるとは思うんですが、このビジュアルがすでに私にはキツイ。

美人で幼い女の子が、奴隷のようにさるぐつわをかまされている状態。

さらに「しゃべらない」。

めちゃくちゃ誰かさんの理想じゃん…。

「女は許可なくしゃべるな」「女のおしゃべりはしたない」なんて、何百年も言われてきた。

そうやってずっと女性はものとして、便利な道具として消費され、黙らせられてきたということを知った今、ねずこのビジュアルは到底受け入れられるものではなかったのです。

鬼滅の刃もねずこも大人気なので、コスプレする女児もたくさん出てくるわけじゃないですか。

喜んでさるぐつわをつけ、籠に入っている女児、私は見てられないんですよ…。

本人たちは楽しんでいるだけだし、コスプレが悪いことだとは言いませんが、見ているのは嫌な気持ちになってしまう。

私の色眼鏡で見ると、すでに虐げられているものが、虐げられているコスプレを、知らずにして、喜んでいるように見えてしまう。

 

今日、鬼滅の刃のパンを見て思ったのです。

このパンを、もし娘が喜んで買ってくわえ、ねずこの真似したらちょっと嫌だなぁって思いました。

海外のフェミニストから、ねずこのビジュアルはどんな風にみえているんだろう。

 

ねずこは14歳の美少女で、弟の面倒をよく見るいい子。

けなげで家族思い。図々しいところはみじんもない…という、ちょっと昔の理想の女の子を詰め込んだみたいな設定。

さらに戦闘時は、はだけた着物から美脚を出しまくるし、なんなら成人女性にもなっちゃうらしいというところも「ああ、令和になっても、少年ジャンプのヒロインはこうなのだ…」という絶望感を覚えました。

「年号令和に変わったんだよぉぉぉ(手鬼へ)」

ただ、私が知る少年ジャンプは「恋愛、おっぱい、のぞき、パンチラ」のオンパレードだったので、ねずこが巨乳でなく、パンチラもなく、ラッキースケベもなかったのはほっとしました。

また、兄妹愛を軸に、強くなっていくのはねずこも一緒で、「守られるだけの存在ではない」という点はとてもいいなと感じます。

 

現時点では私の好みの問題

そう、現時点では、私の好みの問題です。

「鬼滅の刃」に対して、こう感じたよ~っていう感想。

感想だし、ひっそりとブログでつぶやいているだけなので、鬼滅ファンの方は、私をほおっておいてください。

あまりに人気がゆえに、いろいろモヤってしまったのでした。

もし鬼滅がここまで人気にならずに、いち漫画であれば、ここまで私も吐露しなかったと思うのです。

「ちょっと残酷で、ねずこ虐げがひどいからフェミアンテナにひっかかるけど、面白いアニメ~」くらいに思っていただろうな。

老若男女楽しんでいて、もはや令和の代表作なのでは、という勢いで広まり、ねずこの竹がコンビニのパンにまでなっていたから、いろいろ思ってしまった。

 

みんなが好きなものに「いや、私はあんまり」と言うのは怖いね。

でも思うのは自由。私が「うーん」と思うのも自由、ほかの人が「最高のアニメなのに!」と言うのも自由。

ただ、やっぱりあのアニメを幼児から大人まで熱狂して観て、女児がさるぐつわのコスプレして喜んでるのは「異様な光景だ」と私は感じたのでした。

私、鬼滅の刃のアニメ、最後まで観られるかなぁ。

嫌いってわけではなく、半分くらいは楽しんでみているんだよ。

でも「これからを担う子供が観てどう影響あるか」を考えると、なんか、のんきに楽しんでいられなくなっちゃう。

 

おまけ

そして、進撃の巨人はもう10年以上前に連載が始まっているわけで、アニメ主題歌は紅白になるほど人気。

その衝撃的な「人間を食う」というシーンはセンセーショナルだったんだけど、進撃の巨人に感じる衝撃と、鬼滅の刃に感じる違和感はちょっと性質が違うんだ。

この辺がまだ、私は言語化できないんだけど、少しずつほどいて考えていけたらいいなと思います。

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